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中国動画配信大手のbilibili(ビリビリ)は9月26日、フジテレビと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。中国の動画配信プラットフォームが日本の主要テレビ局と協業するのはこれが初めて。
フジテレビは10月、深夜のアニメ放送枠「B8station」を新設し、bilibiliが制作・配信する人気アニメの日本語吹き替え版を放送する。第1弾は中国で人気のサスペンスアニメ「時光代理人 -LINK CLICK-」で、2021年4月にbilibiliで配信が始まると、わずか4カ月で総再生回数が1億6000万回を突破した大人気作だ。日本でも22年1月、TOKYO MXやBS11などで第1期が放送され、注目を集めた。B8stationでは10月16日から第1期の放送が始まる。
24年1月からは、「時光代理人」の第2期のほか、中国の妖怪をモチーフにしたアニメ「百妖譜」などを放送する。bilibiliとフジテレビは、オリジナルアニメの共同制作も企画中だという。
bilibiliはオリジナル作品の海外展開に力を入れており、18年からこれまでにNetflixやソニー・ミュージックソリューションなど海外の動画配信プラットフォームで配信された作品は、「時光代理人」や「百妖譜」をはじめ70作品余りに上る。同社のYouTube公式チャンネル「Made By Bilibili」では現在、135作品を公開している。
(36Kr Japan編集部)
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