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中国政府は現在、CO2排出量を2030年までに減少に転じさせ、60年までに実質ゼロを目指す脱炭素政策を進めている。太陽光発電産業は急成長に向けて新たな局面を迎え、太陽電池パネル(ソーラーパネル)の主要材料である銀ペースト産業も急速に発展している。
太陽電池用の銀粉と銀ペーストの開発・製造を手がける「光達電子科技(Gonda Electronic Technology)」はこのほど、エンジェルラウンドで数千万元(数億~十数億円)を調達した。同社は銀ペーストなど太陽電池パネルの主要材料を自社開発し、長く続いてきた海外企業による独占状態を打破しようとしている。太陽電池パネル大手を取引先に抱え、年間売上高は数十億元(数百億~千数百億円)に上る。
太陽電池技術は現在、P型からN型への転換期にある。N型太陽電池パネルは、銀ペーストに関する高い技術が必要で、使用する銀ペーストの量も多い。N型電池技術「TOPCon」では、P型電池技術「PERC」の1.5〜2倍の銀ペーストを必要とするため、銀ペーストメーカーに大きな成長の機会をもたらしている。
光達電子科技は21年下半期にN型TOPCon技術に舵を切り、先発優位性を確立した。同社のTOPCon太陽電池パネル向け材料のラインアップは豊富で、さまざまなニーズに対応できるという。
(36Kr Japan編集部)
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