中国バイドゥ、世界初のLLM搭載家庭用アシスタントロボットを発表

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中国IT大手の百度(バイドゥ)は10月17日、年次会議「百度世界大会2023」を開催した。同社傘下で人工知能(AI)アシスタント「小度(Xiaodu)」を手がける「小度科技(Xiaodu Technology)」の李瑩・最高経営責任者(CEO)が登壇し、百度の対話型AI「文心一言(ERNIE Bot)」を組み込んだ家庭用アシスタントロボット「小度添添家庭機器人」を披露した。

同製品は、世界初の大規模言語モデル(LLM)搭載の家庭用アシスタントロボットで、価格は4599元(約9万2000円)。2024年春の発売が予定されており、すでに公式オンラインショップ「小度商城」で購入予約を受け付けている。

小度添添家庭機器人は、コンパニオン機能やバトラー(執事)機能、アシスタント機能など主に6つの機能を備えている。極めて人間的でインテリジェントな特性を持っており、本物の人間のようにユーザーと対話し、ユーザーの視線を追ったり表情で感情を示したりできる。ユーザーの好みや使用習慣に応じ、自動で役割を切り替えてコミュニケーションすることも可能。もちろん、家中の家電製品を制御する機能も備えている。

バイドゥが開発した中国版ChatGPT、自動車メーカーが続々導入へ。対話型AIでクルマはもっと賢くなる

*2023年10月22日のレート(1元=約20円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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