JPモルガン、中国GDP成長率見通し5.2%に上方修正

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米金融大手JPモルガン・チェースは1~9月の中国経済統計の発表を受け、2023年の中国国内総生産(GDP)成長見通しを5.0%から5.2%に上方修正した。同社の中国チーフエコノミスト、朱海斌氏は新華社の単独取材に応じ、7~9月の成長率が予想を上回ったことから、23年GDP成長率の予測値を修正したと述べた。
 
国家統計局の発表では、1~9月のGDPは前年同期比5.2%増、うち7~9月は4.9%増で、前期比で1.3%増えている。朱氏は、9月の中国経済は8月の上向き傾向を維持し、工業増加値(付加価値額)、消費、輸出などの指標がいずれも好調だったと指摘した。
 
工業・情報化部が発表した1~9月の一定規模(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約20円)以上工業企業の増加値は前年同期比で4%増え、伸び率が1~6月を0.2ポイント上回った。朱氏は「1~9月は新エネルギーやインフラなどの分野が好調で、製品別の生産量は太陽電池が60%を超える伸び率で際立ち、新エネルギー車(NEV)も30%以上の高い伸びを維持した」と語った。
 
1~9月の社会消費財小売総額は6.8%増、サービス小売額は18.9%増となり、経済成長に対する最終消費支出の寄与率は83.2%に上った。「飲食、宿泊、観光、交通などのサービス消費が急増し、顕著に回復した」。朱氏は、農村世帯の貯蓄率が7~9月に大きく低下したことも注目に値するとし、建設業や製造業などの分野での就業状況が好転したことにも関わっているとの見方を示した。
 
税関総署のデータによると、輸出は8月に5.9%の増加に転じ、9月はさらに7.9%増と伸びを加速した。朱氏はこれについて、世界経済の回復がまだおぼつかない中で、中国の輸出はより大きな回復力を見せているとし、「輸出先の多角化や分散化が貿易の安定につながった。自動車輸出が一気に急増し、電子機器の輸出も急速に回復している」と指摘した。
 
10~12月の成長見通しについては、回復と上向きの傾向を維持するだろうとし、JPモルガン・チェースが5.2%に上方修正した通年の予測成長率について「世界的に高い伸びと言える」と語った。(新華社北京)

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