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中国自動車流通協会の最新データによると、中古新エネルギー車(NEV)の8月の取引台数は前月比10.1%増、前年同月比23.3%増の6万6700台だった。中古新エネ車の取引過程の整備が進むにつれ、同分野は勢いを増している。
公安部の統計によると、中国の新エネ車保有台数は2022年末時点で1310万台に達した。自動車市場発展の客観的法則に基づいて分析すると、新車市場が飽和状態になると、中古車市場は必然的に急成長する。
中古新エネ車の総合的性能は従来型ガソリン車と遜色がない。中国の中古車取引プラットフォーム「瓜子二手車」のビッグデータによると、22年5月~23年5月に市場で販売された中古車1600車種以上の平均故障率は約11.8%だったが、中古新エネ車だけでみると、車齢の低さや新たな製造技術などの影響を受け、平均故障率は2.4%にとどまり、中古ガソリン車の平均故障率(15.0%)の6分の1だった。
同協会の田甘副秘書長は、新車販売台数全体に占める新エネ車の割合は現時点で25.6%に及ぶとし、この数値も中古新エネ車市場の今後の潜在力を示すと述べた。(新華社天津)
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