中国PC大手レノボ、24年下半期にAI搭載PCを発売へ

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中国パソコン(PC)大手、聯想集団(レノボ・グループ)は10月24、25両日、米テキサス州オースティンでグローバルイノベーションイベントのテックワールドを開催し、人工知能(AI)機能を搭載したパソコンを発表した。楊元慶董事長兼最高経営責任者(CEO)は、AI搭載PCを2024年下半期(7~12月)に発売する予定だと述べた。
 
世界のPC産業は現在、そろってAI新時代の到来に向けた布石を打っている。レノボのAI搭載PCは個人向けのローカルデータベースを作成でき、モデル圧縮技術により個人の基盤モデルを運用し、利用者とAIの自然な対話を実現するという。
 
AI機能を搭載したスマートフォンやワークステーション、個人・企業向けの基盤モデルなど、未来向けのAI製品も披露された。楊氏は「AI搭載PCは未来のパソコン、AI搭載スマホは未来のスマホ、AIワークステーションは未来のワークステーションである。スマートデバイスは利用者のデジタルな延長であり、利用者の双子と同じであることから、私たちは『パーソナルAIツイン』と呼んでいる」と説明した。
 
AI技術・製品を披露したほか、米マイクロソフトや米エヌビディアなどとの連携強化も宣言した。
 
イベントに参加した米国テック企業のトップらは、AIに関する最先端の考えを共有した。米インテルのパット・ゲルシンガーCEOは、コンピューティングは新時代に突入しつつあり、経済の発展と人々が生きるための包括的な基盤になりつつあると述べた。さらに、AIはシステムの自動化と能動性をさらに向上させ、人による知識型作業と肉体労働を助け、人が存在する環境の一部になるとの見通しを示した。(新華社オースティン)

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