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テンセントのチャットアプリ「WeChat(微信、ウィーチャット)」内にこのほど、訪日中国人旅行者向けに乗車券購入サービスを提供するミニプログラム「旅日」が開設された。すでに京成電鉄、東京メトロ、東京都交通局と連携しており、京成スカイライナーの片道乗車券・特急券がセットとなったチケットや、東京メトロと都営地下鉄の全線が乗り放題となる「Tokyo Subway Ticket」が購入可能となっている。日本の鉄道事業者が同ミニプログラムを導入したのは初めて。
訪日中国人旅行者は使い慣れたWeChatを開き、ミニプログラム「旅日」内で事前にチケットを購入。決済サービス「WeChat Pay(微信支付、ウィーチャットペイ)」で決済を完了すると、QRコードが送られてくる。このQRコードを窓口や券売機のQRコードリーダーにかざせば、乗車券が発券される仕組みだ。これで言葉の壁に困ることも小銭を探す手間もなくなり、スムーズに電車が利用できるようになる。
WeChat Payはすでに、69カ国・地域で利用可能となっており、海外を訪れる中国人観光客の利便性を高めている。日本でもここ数年、導入店舗が増えており、コンビニやドラッグストアなどさまざまな場面で使われている。
(36Kr Japan編集部)
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