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中国電子商取引(EC)大手「拼多多(Pinduoduo)」傘下の越境ECアプリ「Temu」が、破竹の勢いで成長している。その背景には、超低価格な商品ラインアップだけでなく、巨額の費用をかけたマーケティングとプロモーション戦略がある。今年7月には、日本と韓国のEC市場に相次いで参入し、目覚ましい成果を上げている。
米調査会社「data.ai」がまとめたデータによると、日本のショッピングアプリのダウンロード数ランキング(7月1日〜11月2日の124日間)で、Temuが首位となったのは計101日。一方、ライバルの中国発ファッションEC「SHEIN」が首位となったのは、わずか計17日だった。
また、Temuは現在のところ、日本でのダウンロード数が最速で400万回に達したショッピングアプリとなっており、かかった日数は121日だった。SHEINは155日、メルカリは427日、Amazonは660日かかっている。
韓国のショッピングアプリのダウンロード数ランキング(8月1日〜11月2日の93日間)でも、計65日にわたって首位に立ち、アリババグループの越境EC「AliExpress(アリエクスプレス)」の計25日を大きく上回った。韓国では、ダウンロード数が200万回に達するまで、わずか88日しかかからなかった。
(36Kr Japan編集部)
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