セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営するバイトダンスの2023年4~6月期売上高が、前年同期比で40%余り増加して290億ドル(約4兆3000億円)となったことが分かった。米メディア「The information」が報じた。
広告収入を主軸とするインターネット企業の当期売上高の伸び率を比べると、バイトダンスが圧倒的に高かったという。米メタの売上高は、11%増の320億ドル(約4兆7000億円)だった。
以前の報道によると、バイトダンスの23年1~3月期売上高は、前年同期比34%増の245億ドル(約3兆6000億円)で、営業利益は約2倍の60億ドル(約9100億円)となっていた。4〜6月期売上高と合計すると、バイトダンスの23年1〜6月の売上高は535億ドル(約7兆9000億円)で、テンセントの414億ドル(約6兆1000億円)を大きく上回ったことになる。
バイトダンスの成長の原動力は海外事業だ。The informationによると、同社の4〜6月期の売上高の2割近くを海外事業が占めた。中でもTikTokは、広告事業やライブ配信事業に加え、電子商取引(EC)サービス「TIkTok Shop」も急成長の軌道に乗り、重要な成長エンジンとしての役割を果たした。
*2023年11月20日のレート(1ドル=約148円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録