米テスラ、2年以内にインドで新工場設立へ 生産能力をさらに強化

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米電気自動車(EV)大手のテスラは、2024年からインド向けにEVの輸出を開始し、今後2年以内に現地工場を設立する方向でインド政府と協議を進めており、間もなく合意に達する見込みだという。ブルームバーグが報じた。すでにインド政府に関税引き下げを要請したとの情報もある。

テスラは、米国のカリフォルニア州、テキサス州、ネバダ州、ニューヨーク州のほか、中国上海と独ベルリンの6カ所に巨大工場「ギガファクトリー」を構えており、現在はメキシコ北部ヌエボレオン州に7カ所目のギガファクトリーを建設中だ。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は23年5月、年内に次の工場建設地を決定する方針を示していた。

2023年7~9月期の決算報告書によると、テスラの年間生産能力はすでに235万台を突破している。同社の計画では、30年までに年間販売台数2000万台を目指す方針だという。22年の販売台数は131万台で、うち71万台が上海ギガファクトリーから出荷された。

テスラ、メキシコ新工場の稼働は25年1~3月期か 中国部品メーカーに現地工場設立を要求

(36Kr Japan編集部)

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