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中国の民間シンクタンク、胡潤研究院は5日、2023年「ボルボカーズ・胡潤出身校ランキング」を発表した。23年の中国富豪ランキング「胡潤百富榜」にランク入りした1500人超の企業経営者を出身校別にまとめた結果、清華大学と浙江大学がそれぞれ32人で同数首位に立ち、北京大学が22人で3位だった。
うち、清華大出身者が従事する業種は、半導体が最も多く、次いで生活サービスだった。ネット出前など生活関連サービスを手がける美団の王興最高経営責任者(CEO)、医療機器メーカー深圳邁瑞生物医療電子の共同創業者の徐航氏、半導体メーカー上海韋爾半導体(ウィル・セミコンダクター)の虞仁栄董事長などがよく知られている。同大出身経営者らの総資産は6448億元(1元=約20円)で2位だった。
上海交通大学出身者は21人がランク入りして4位だったが、総資産では6459億元で1位となった。同大出身者が従事する業種は、ゲームが最も多く、リチウムイオン電池、情報技術(IT)が続いた。車載電池大手寧徳時代新能源科技(CATL)の曽毓群董事長兼総経理やゲーム制作大手、上海米哈游網絡科技(miHoYo)創業者の蔡浩宇氏、金融情報大手東方財富信息の創業者の其実氏などは知名度が高い。(新華社北京)
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