中国小型無人機「EHang」、広州の低空経済発展に寄与

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中国の都市型航空交通(UAM)大手で米国ナスダックに上場する億航智能控股(EHang、イーハン)はこのほど、広州空港経済区管理委員会、広州経済技術開発区管理委員会、自動車メーカーの広州汽車集団と戦略的協力をめぐる協議で合意したと発表した。各方面はそれぞれの優位性を発揮し、資源を共有し、「低空経済」(低空域での経済活動)に関わる産業チェーンの生態系を形成する。広州が1兆元(1元=約21円)規模の低空経済の先頭に立つことを連携して推進し、広州の低空経済の質の高い発展を後押しする。
 
協議によると、広州汽車集団と億航智能控股は研究開発や生産、販売などの分野で提携し、低空経済市場の強化に取り組む。広州汽車集団はスマート製造分野における豊富な経験と充実した産業チェーンなど強みを存分に生かし、億航智能控股の小型無人機(ドローン)の生産と製品の普及・応用を助ける。億航智能控股も無人機の技術開発と統合型製品の優位性を発揮し、広州汽車集団が進める空飛ぶ車プロジェクトの発展を後押しする。両者は広州での低空経済関連産業への布石を加速し、同産業の急速な発展に力強い推進力を与える。 
 
広州空港経済区管理委員会、広州経済技術開発区管理委員会は空域管理やインフラ、政策による支援などを足がかりとして、低空空域および航空路を設定し、低空飛行サービスステーションを設立する。政府と企業間の深い協力を推進し、億航智能控股と広州汽車集団の技術開発と製品の普及・応用を支える。(新華社広州)

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