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市場調査会社Canalysによると、欧州(ロシアを除く)の2023年10~12月期のスマートフォン出荷台数は前年同期比3%減の3780万台だった。高価格帯スマホの需要が強く、800ドル(約12万円)以上の製品が4割近くを占めた。
メーカー別では、米アップルが7四半期ぶりに韓国サムスン電子から首位の座を奪還。出荷台数は前年比1%増の1240万台、市場シェアは33%となった。2位のサムスン電子は12%減の1080万台となり、シェアを28%に落とした。
3〜5位は中国勢が占めた。3位の小米科技(シャオミ)は10%減の600万台(シェア16%)、4位のレノボ傘下のモトローラ・モビリティは73%増の200万台(シェア5%)だった。5位のHonor(栄耀)は116%増の110万台(シェア3%)と急伸し、初のトップ5入りを果たした。
23年通年の欧州のスマホ出荷台数は1億2980万台。メーカー別1位はサムスン電子で4370万台(シェア34%)、2位はアップルで3460万台(シェア27%)、3位はシャオミで2220万台(シェア17%)、4位はモトローラで640万台(シェア5%)、5位は中国OPPOで370万台(シェア3%)だった。
*2024年3月2日のレート(1ドル=約150円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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