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ショート動画アプリ「快手(Kuaishou)」を運営する「快手科技(Kuaishou Technology)」が3月20日、2023年12月期決算を発表した。
広告事業と電子商取引(EC)事業が好調で、売上高は前の期比20.5%増の1134億7000万元(約2兆4000億円)と大きく伸びた。売上高に占める割合は、オンラインマーケティングサービスが53.1%、ライブ配信が34.4%、ECを含むその他サービスが12.5%だった。調整後の純損益は102億7000万元(約2200億円)の黒字となり、前の期の58億元(約1200億円)の赤字から 一転、黒字化を達成した。
10〜12月期の売上高は前年同期比15.1%増の325億6000万元(約6800億円)、調整後純損益は44億元(約920億円)の黒字。前年同期は4500万元(約9億円)の赤字だった。平均DAU(1日当たりのアクティブユーザー数)は前年同期比4.5%増の3億8300万人、平均MAU(月間アクティブユーザー数)は9.4%増の7億人となった。
EC事業は、快手がこのところ重視する「商業化」の重要な部分を占める。23年の流通取引総額(GMV)は、1兆1800億元(約25兆円)と初めて1兆元の大台を突破した。10〜12月期は前年同期比29.3%増と大きく伸び、4039億元(約8兆5000億円)に達した。
*2024年3月25日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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