「感情があって、失敗もする」——進化する中国AI電子ペット、世界展開を加速

人工知能(AI)技術が進化する中、中国の電子ペット玩具メーカーはAIを深く組み込み、新たな発展段階に入っている。音声対話や感情的な寄り添い、個性の形成といった機能を備えたAI電子ペットは、多様な外観デザインや有名IP(知的財産)とのコラボレーションを通じて人気を博し、世界市場でも存在感を高めている。

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AI電子ペットの開発を手がける安徽淘雲科技の呉玉勝董事兼総経理は、従来の電子ペットは指示に受動的に反応するだけだったのに対し、現在は大規模言語モデルの活用により、リアルタイムの応答や対話の記憶、学習能力を備えるようになったと説明する。「感情を持ち、失敗もし、導きが必要な『疑似生命体』に近づいている」と述べた。

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中国のネット通販サイトで「AI」や「玩具」といったキーワードを検索すると、対話や追従が可能なロボット犬や、バッグに取り付けられる小型デバイス、質問に答えるスマート目覚まし時計など、さまざまな製品が並ぶ。中国は産業基盤の強みを生かし、「製造」から「スマート製造」への高度化を加速させている。

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AI電子ペットの潮流は中国国内にとどまらず、国際的にも注目を集めている。米ラスベガスで1月に開催された先端技術見本市「CES」では、中国企業がAI電子ペットを集中的に展示し、来場者の関心を引いた。関連製品は現在、世界市場への展開を加速しており、中国のスマート製造とAI応用の融合による新たな動きを象徴する存在となっている。【新華社合肥】

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