マイナス30度の冷凍倉庫でも安定運用、中国発の無人フォークリフトメーカーが5回目の資金調達

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マイナス30度の冷凍倉庫でも安定運用、中国発の無人フォークリフトメーカーが5回目の資金調達

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コールドチェーン(低温物流)向けの物流ソリューションを提供する「粤十機器人(YUESHI ROBOT)」がこのほど、プレシリーズA2で金沙江聯合資本(GSR United Capital)から数千万元(数億円超)を調達した。23年10月のエンジェルラウンドから数えて5回目の資金調達となる。

加速する中国低温物流のデジタル化、過酷環境の冷凍倉庫で無人フォークリフトが活躍

コールドチェーン業界では、依然としてデジタル化・スマート化が遅れており、現在も人手による作業が大半を占めている。冷凍冷蔵倉庫用フォークリフトのオペレーターは常に不足している上、人件費も高い。しかも、人による操作ではミスが発生しやすく、効率も悪い。さらに、冷凍冷蔵倉庫の過酷な環境は、スタッフの健康被害にもつながりやすい。冷凍冷蔵倉庫のデジタルトランスフォーメーション(DX)市場には大きな可能性が広がっている。

粤十機器人は2022年10月に設立され、23年7月に人工知能(AI)搭載の冷凍冷蔵倉庫向け無人フォークリフト「企鵝1号」を発売した。企鵝1号は、氷点下30度でも安定した運用が可能な上、国際電気基準会議(IEC)が規定する保護等級「IP67」の防水・防塵性能を備えている。

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同社は、コールドチェーン業界向けの物流ロボット全般の技術プラットフォームを構築し、無人フォークリフトや無人搬送車(AGV)などの物流ロボットと、倉庫管理システムやロボットディスパッチシステムなどを連携させ、ハード・ソフト一体型のソリューションを提供することを目指している。

(36Kr Japan編集部)

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