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中国北京市で4月25日から5月4日まで開催される「北京モーターショー2024(第18回北京国際汽車展覧会)」で、小米集団(シャオミ)のブースは黒山の人だかりとなり、黄緑色のポロシャツ姿で会場を歩く雷軍CEOが注目の的となった。
同社傘下の「小米汽車(Xiaomi Auto)」は3月28日、初の電気自動車(EV)「SU7」を発売し、すでに5781台を納車した。予約確定台数は増え続けており、4月21日時点で累計7万5723台に達している。
雷CEOは記者発表会で、「テスラは一律1万4000元(約30万円)の値下げを行ったが、小米汽車の勢いは増している。SU7が優れた商品力を持っていることが示された」と述べた。
SU7の6月の納車予定が過去最高の1万台を超えたことを受け、年間納車目標を10万台に引き上げた。小米汽車は、より多くのユーザーに質の高いサービスを届けるため、24年中に中国全土に販売店219店舗をオープンする。
雷CEOは記者発表会の最後に、シャオミの目標は今後15〜20年で世界トップ5に入る自動車メーカーになることだと表明。また、過去3年で3500人のスタッフからなる研究開発チームを構築したが、より高い目標を達成するためには、より多くの人材が必要だとの考えを明らかにした。
記者発表会終了後48時間で、小米汽車には5000人以上の履歴書が届いたという。
*2024年5月1日のレート(1元=約22円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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