中国EV「理想汽車」、24年1~3月期は失速 純利益は前期比で約9割減

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」が5月20日、2024年1~3月期決算を発表した。売上高は前年同期比36.4%増の256億元(約5400億円)、調整後の純利益は13億元(約270億円)となり、6四半期連続の黒字を達成した。

しかし、3月に発売した同社初のミニバン型多目的車(MPV)「MEGA」の販売台数が予想を下回ったことに加え、スマートEV市場の競争激化のあおりを受け、前期比では各指標が大幅に下落した。2024年1~3月期の売上高は23年10~12月期の417億元(約8900億円)から38.6%減少し、純利益は89.7%もの大幅減となった。納車台数も13万1805台から8万400台へと落ち込んだものの、依然として新興勢のトップを走っている。

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理想汽車は、今後数四半期は引き続き納車台数が増加すると見込んでおり、24年4~6月期の納車台数は10万5000~11万台になると予想している。

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(36Kr Japan編集部)

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