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電子棚札(ESL)大手の「漢朔科技(Hanshow Technology)」がこのほど、深圳証券取引所の新興企業向け市場「創業板(ChiNext)」への上場を目指し、新規株式公開(IPO)を申請した。
2012年に設立された漢朔科技は、電子棚札システムで小売分野に参入し、小売店をスマート化する総合ソリューションを構築し、SaaSサービスなども提供している。
電子棚札は、商品情報や価格をリアルタイムで表示できる。従来の紙の棚札と比べ、小売店の人件費と紙資源を節約することができ、管理効率も向上する。
漢朔科技の売上高は、21年が16億1300万元(約350億円)、22年が28億6200万元(約630億円)、23年が37億7600万元(約830億円)。経常外損益控除後の純利益は、21年が1500万元(約3億3000万円)、22年が2億2500万元(約50億円)、6億9400万億元(約150億円)と順調に推移している。
中国の調査会社CINNO Researchが発表した電子棚札市場に関するリポートによると、漢朔科技の23年の中国シェアは約62%、世界シェアは約28%で世界2位となった。
漢朔科技はすでに、米国や英国、フランス、ドイツ、シンガポール、日本、ベトナムなどに子会社を設け、50カ国・地域余りの顧客400社以上にサービスを提供している。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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