加熱する避暑観光〜ハルビン、世界最大の室内氷雪テーマパークが落成

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社EXCITEのRSSに登録注目記事

加熱する避暑観光〜ハルビン、世界最大の室内氷雪テーマパークが落成

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国黒竜江省ハルビン市でこのほど、ハルビン氷雪大世界夢幻氷雪館が落成した。ギネス世界記録に認定された世界最大の室内氷雪テーマパークとなる。延床面積は2万3800平方メートルで、景観に用いた氷は計2万立方メートル。館内の温度は氷点下8~12度に保たれている。

夏でも涼しいハルビンにはこのところ、国内外から多くの観光客が避暑に訪れており、夏休みの到来とともに避暑ツアーも徐々に「加熱」している。

松花江北岸にある波塞冬(ポセイドン)観光風景区では、水着姿で観光客が水遊びを楽しみ、涼しさを満喫していた。「このところ観光客が大幅に増えている」と語る風景区の管理職員は、今年の夏休みはカーニバルを開催するほか、屋内施設の夜の部を再開し、営業時間も午後8時半まで延長していると説明した。

ロシアとの国境の街、中国ハルビン。コロナ禍後に人気が爆騰した納得の理由

第22回中国ハルビン国際ビール祭りも6日に開幕。涼しい夜風に当たりながらビールとつまみを楽しむのも避暑地ハルビンの「ホットな」光景となっている。

中国各地で高温が続く中、今年の東北地区は「入夏失敗」(夏入りしない)のキーワードが人気検索ワードに度々登場。生活関連サービス大手、美団のデータによると、ハルビンは6月以降、過ごしやすさから東北で最も人気のある観光目的地の一つにランクインしている。

夏季のハルビン観光(交通、宿泊、観光地など)の予約数は前年同期に比べ32%増加し、黒竜江省の夏季文化・観光予約で第1位の都市となった。黒竜江東北虎(アムールトラ)林園やハルビン融創楽園(サナック・ランド)など市内の観光地も予約が盛況という。(新華社ハルビン)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録