自動運転トラック「TuSimple」、生成AI分野に進出 SF大作「三体」の映画・ゲーム化に参画

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自動運転トラック「TuSimple」、生成AI分野に進出 SF大作「三体」の映画・ゲーム化に参画

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自動運転トラック技術の「図森未来(TuSimple)」が、生成AI(人工知能)分野への進出を発表した。アニメ制作会社の上海三体動漫と共同で、劉慈欣氏のSF超大作「三体」シリーズを原作に長編アニメ映画とビデオゲームを制作する。

図森未来は、同プロジェクトのスタートを機に新規事業の生成AI部門を立ち上げた。自動運転分野で培った技術力を生かしつつ、生成AIをメディアやゲームに活用する計画だという。

同社は2015年に設立され、中国と米国に拠点を置いて自動運転トラックの開発を進めてきた。米国では自動運転トラックを用いた貨物輸送ネットワークを構築し、低コストの輸送サービスを提供している。21年4月には、評価額80億ドル(約1兆1000億円)超で米上場を果たし、自動運転分野で世界初の上場企業となったが、24年1月に上場廃止を発表している。

時価総額99%消失、自動運転トラックの「TuSimple」が米ナスダック上場廃止

*1ドル=約143円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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