中国EV「理想汽車」、100万台目をラインオフ 58カ月で達成もテスラ上海工場には及ばず

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中国EV「理想汽車」、100万台目をラインオフ 58カ月で達成もテスラ上海工場には及ばず

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」が10月15日、江蘇省常州の工場で100万台目の車両をラインオフした。車種はSUV(多目的スポーツ車)の「L9」。

理想汽車が1台目の車両としてプラグインハイブリッド車(PHV)のSUV「理想One」をラインオフしたのは2019年12月。それから58カ月というスピードで100万台目のラインオフを達成した。2024年9月の出荷台数は過去最高の53000台となり、これまでの累計出荷台数が97万5176台に達した。

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一方、EV世界大手の米テスラは、12年6月に1台目の車両となる「モデルS」をラインオフしてから、100万台目のラインオフまでに約8年を要したが、上海ギガファクトリーが稼働してからは生産スピードが大幅に上がった。同工場は19年12月30日に1台目の車両をラインオフし、わずか8カ月後の22年8月には100万台目を達成。その後、23年9月には200万台目、24年10月12日には300万台目のラインオフを果たしている。

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(36Kr Japan編集部)

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