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深圳取引所に上場している中国宅配大手の順豊控股(SFホールディング)が、11月27日に香港取引所への重複上場を計画していることが分かった。今回の新規株式公開(IPO)では10億ドル(約1500億円)の調達を見込んでいるという。ブルームバーグが関係者の話として報じた。ロイターが以前伝えていた約20億ドル(約3000億円)の半分に縮小している。
順豊は2023年8月21日に香港取引所に上場を申請したが、24年2月21日に失効。24年6月28日に改めて上場を申請していた。目論見書によると、香港上場の目的は国際的なプラットフォームを構築し、グローバル戦略をさらに推進することだという。今回の香港上場が成功すれば、宅配業界では初めてA株(人民元建て)とH株(香港ドル建て)の同時上場を果たす企業となる。
米コンサルティング大手のフロスト&サリバンのリポートによると、順豊は23年の売上高が中国およびアジアの総合物流企業で1位、世界では4位だった。
*1ドル=約152円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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