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市場調査会社Canalysによると、2024年7~9月の完全ワイヤレスイヤホン(TWS)の世界販売台数は前年同期比15.5%増の9230万台だった。スマートフォンやパソコン、タブレットなどボトルネックに陥っている業界とは異なり、TWS業界は依然として強い活力を維持している。
しかし、イヤホンメーカーも競争圧力の高まりに直面している。世界シェアでは米アップルがリードしているものの、2位以下の4メーカーとの差は大きくない。24年7〜9月の出荷台数では、アップルがシェア21%で首位を維持したが、前年同期比では9%減とトップ5の中で唯一シェアを減らした。
一方、2位の韓国サムスンは新商品「Galaxy Buds 3」シリーズの売れ行きが好調で、シェアを9%(前年同期比25%増)に伸ばした。3位はインドのboAtで、シェア8%(前年同期比45%増)と大きく伸びた。 同社は、インドの販売最盛期のタイミングを利用し、中国メーカーを抑えて初のトップ3入りを果たした。中国のシャオミは4位、ファーウェイは5位だった。
中国市場では、シャオミがシェア15%で1位、ファーウェイがシェア14%で2位。アップルは引き続きシェアを減らし、12%で3位となった。中国Edifier(エディファー)はシェアを伸ばし、アップルと同率で3位に入った。
(36Kr Japan編集部)
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