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米OpenAIでアルゴリズム開発に携わったRoger Jiang氏が、ロボットメーカー「亮源新創(Light Robotics)」を設立し、AI搭載のコンパニオンロボットでエンボディドAI(身体性を持つ人工知能)の分野に参入した。
Jiang氏はChatGPTの最も重要な学習アルゴリズムである「RLHF」開発者の1人。OpenAIの公式サイトにあるGPT4への貢献者リストでは、データやトレーニングプロセスのモニタリング、データセット、RLHFとInstructGPTモデルの基礎研究などに関連して8回その名が挙げられている。
Jiang氏は2023年にOpenAIを離れ、24年8月にLight Roboticsを設立した。関係者によると、同社は主に消費者向けのAI搭載コンパニオンロボットを手がけており、現在は広東省深圳市とシンガポールのオフィスでスタッフを募集しているという。
Light Roboticsのコンパニオンロボットは、センシングや学習、環境インタラクションを通じて、ユーザーと交流する。主に、家庭向けサービスやヘルスケア、教育・トレーニングなどの分野で活用される。
このところ、有名企業の幹部が独立し、コンパニオンロボット業界に参入するケースが相次いでいる。小鹏汽車(Xpeng Motors)傘下の小鹏鹏行(Xpeng Robotics)の設計部門責任者だった孫兆治氏は「珞博智能(Robo Intelligence)」を設立し、AIコンパニオンロボットを手がけている。バイトダンス傘下の小鳥看看科技(Pico Technology)で北京インダストリアルデザインチーム責任者を務めた何嘉斌氏は「萌友智能(Mengyou Intelligence)」を設立、女性向けのペットロボットを打ち出した。
(36Kr Japan編集部)
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