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アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ道路交通局(RTA)はこのほど、ドバイ・メトロの新路線「ブルーライン」の建設を中国鉄道車両製造大手の中国中車(CRRC)などからなるコンソーシアム(共同企業体)に発注したと発表した。
ブルーラインプロジェクトは「ドバイ都市マスタープラン2040」を実現するための重要な構成部分で、2029年に運行を開始する予定になっている。23年末に資格審査、24年初めに入札を発表し、同年10月に入札を行った。
複数の世界的大手企業が応募し、中国中車などからなるコンソーシアムが約56億ドル(1ドル=約156円)で受注、事業内容には主に路線設計、施工、調整、システムメンテナンスと車両供給を含む。
中国中車の担当者は、落札は中国中車にとって湾岸諸国のハイエンド市場における新たな進展であり、質の高い「一帯一路」共同建設イニシアチブを積極的に実践していることを十分に表していると強調。同社はここ数年、世界の重点市場における軌道交通関連建設プロジェクトに深く参与し、車両製品、エンジニアリング設計、投融資、運営・保全サービスを一体化した全システムソリューションを提供することで、世界の顧客の多様なニーズに対応しているという。【新華社ドバイ】
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