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中国車載電池大手の寧徳時代(CATL)が、早ければ2025年前半にも香港証券取引所に重複上場し、少なくとも50億ドル(約7900億円)を調達する見込みだという。実現すれば、21年以降で最大規模の香港上場案件となる。ブルームバーグが関係者の話を引用して報じた。
関係者によると、CATLの香港上場は検討段階で、計画が変更される可能性もある。同社はすでに深圳証券取引所に上場している。香港への重複上場には中国の証券監督当局の承認が必要となる。CATLの担当者はコメントを控えている。
CATLは2018年に深圳証券取引所に上場。24年12月10日時点の時価総額は1兆1900億元(約26兆円)となっている。同社の24年7~9月期の売上高は前年同期比12.48%減の922億7800万元(約2兆円)、純利益は25.97%増の131億3600万元(約2800億円)だった。
2024年9月には中国家電大手の美的集団(Midea Group)が香港上場を果たし、46億ドル(約7200億円)を調達した。21年初めには、中国動画アプリ大手の快手科技(Kuaishou Technology)が香港上場で62億ドル(約9700億円)を調達している。
*1ドル=約157円、1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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