アリババらのEV合弁「IM Motors」、シリーズBで総額2000億円調達 新型車投入急ぐ

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「智己汽車(IM Motors)」が2024年12月25日、シリーズB1の資金調達が完了し、シリーズBでの調達額が計94億元(約2000億円)になったと発表した。調達した資金は、デジタル・インテリジェント・シャシー、ステア・バイ・ワイヤ(SBW)、自動運転などのコア技術の研究開発および新製品投入の加速に充てられる。智己汽車は2025年、ピュアEV2車種とレンジエクステンダーEV2車種を投入し、さらなる市場拡大を図る計画だという。

智己汽車は、自動車大手の上海汽車集団(SAIC Moto)、上海市浦東新区政府傘下の上海張江集団(Shanghai Zhangjiang Group)、電子商取引(EC)大手のアリババグループが共同設立した高級スマートEVブランドで、これまでに4車種を展開している。2022年4月に初の量産モデルとしてセダンタイプの「IM L7」を市場に投入してから、SUV(多目的スポーツ車)とSUVクーペも発売し、24年5月には新型セダン「IM L7」を発売。24年10月と11月は各車種の販売台数がいずれも1万台を超えたが、1〜11月の販売台数は年間販売目標12万~13万台の50%未満にとどまった。

新興EVメーカーの「阿維塔科技(Avatr Technology、アバター)」も12月17日、シリーズCで総額110億元(約2400億円)超を調達したと発表した。同社は2022年、国有自動車大手の長安汽車(Changan Automobile)、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)、車載電池大手の寧徳時代(CATL)の3社が共同設立した。

中国新興EV「Avatr」、シリーズCで2300億円調達 販売伸びず赤字拡大も「26年にIPO目指す」

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(36Kr Japan編集部)

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