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中国有力のロボット開発メーカー「傅利葉(FOURIER)」がこのほど、シリーズEで8億元(約170億円)近くを調達した。国鑫投資(Guoxin Investment)が出資を主導し、浦東創投(PDVC)とサウジアラムコ傘下のProsperity7が参加した。
傅利葉は2015年に上海市で設立され、初期段階では医療用リハビリロボットに主眼を置き、中国初の触覚機能付き下肢外骨格リハビリロボット「Fourier X1」などを打ち出した。2019年に人型ロボットの開発に着手し、23年に最初の汎用人型ロボット「GR-1」を発表した。24年9月に発表した第2世代の「GR-2」は身長175センチ、体重63キロ。全身の自由度は53軸、片腕の運動負荷は3キロで、より複雑な動作が可能となっている。さらに、GR-2は、米NVIDIAのジェンスン・ファンCEOが「CES 2025」の基調講演で紹介したことでも注目を集めている。
同社の人型ロボットはカスタマイズや多言語コミュニケーションが可能で、ガイドや科学研究、リハビリなどの分野に適用でき、すでに銀行やカーディーラー、大規模な国際会議、観光地など数十カ所の現場で活用されている。2024年4~6月期までの累計納入台数は100台余りに上る。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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