36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
低価格戦略で急成長した中国のコーヒーチェーン「庫迪咖啡(Cotti Coffee)」が、新たにコンビニエンスストア型店舗を発表し、コンビニ市場に参入した。今後は、コーヒーショップ型、コンビニ型、ショップインショップ型の3タイプの店舗を展開していくという。
同社は2025年末までに5万店舗を展開するという目標を掲げている。しかし、飲食業界に特化した調査会社「窄門餐眼」によると25年2月時点の店舗数は1万45店舗で、年内に4万店舗を新規出店しないと目標には届かない。
コンビニ型店舗では、顧客の利用シーンに寄り添いながら店舗の運営効率を最大化し、収益向上を図る。コーヒーを主軸としつつ、中華まんや弁当などの温かい食品に加え、アイスクリームや焼きたてのエッグタルト、フランクフルトなど集客効果の高い商品をそろえる。
Cotti Coffeeは、今後もコーヒー1杯9.9元(約210円)の低価格戦略を維持するという。しかし、全店舗の4割を展開する地方都市では、コーヒーショップのみを展開していては集客や売上高に限界がある。そのため、同社はビジネスモデルの多様化にかじを切り、新たな商品ラインを展開して業績拡大を目指す方針とみられる。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録