中国の女性出資民間企業、24年新設数は330万社超す

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社EXCITEのRSSに登録注目記事

中国の女性出資民間企業、24年新設数は330万社超す

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国国家市場監督管理総局はこのほど、女性が資本参加する民営法人企業数が2024年末時点で2300万社以上と全体の41.6%を占めており、12年1月以降は年平均で9.8%増え、24年の新設数は330万社を超えたと発表した。女性は従来型産業分野で強みを発揮し、出資企業の割合は教育業で56.1%、文化・スポーツ・エンターテインメント業で46.8%に達した。

経済圏別に見ると、女性の起業が最も活発だったのは長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)で、出資企業の割合は44.5%に上った。次に成渝地区(四川省成都市と重慶市)双城経済圏の44.1%、珠江デルタ地域(広州・深圳・東莞・珠海など9市)の43.4%、京津冀(北京・天津・河北2市1省)地域の38.7%が続いた。省・直轄市別では上海市が5割弱で首位に立ち、浙江省、北京市、遼寧省も47%を超えた。

女性はイノベーションとクリエーションへの出資に積極的で、新技術、新産業、新業態、新モデルに代表される「四新経済」関連企業の資本参加比率は41.9%、「専精特新(専門化、精密化、特色化、斬新化)」の特徴を持つ企業では53.0%となった。次世代情報技術産業やバイオ製造などの新興産業でも存在感を増しつつある。高齢者に関する「シルバー経済」分野では女性が資本参加する企業数が8万社を超え、全体の46.5%を占めた。グリーン(環境配慮型)経済分野では44万5000社(全体の27.4%)に上り、クリーンエネルギーや環境ガバナンス・生態系保全、有機農業など多くの細分化された分野に及んでいる。【新華社北京】

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録