中国「サンオーダ」、売上高1兆円突破。車載電池出荷117%増、NEV普及が追い風

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中国の電池大手「欣旺達電子(Sunwoda、サンオーダ)」はこのほど、2024年12月期決算を発表した。売上高は前の期比17.05%増の560億元(約1兆1000億円)、純利益は36.43%増の14億6800万元(約290億円)、特別損益控除後の純利益は65%増の16億元(約320億円)となった。

消費者向け電池事業の売上高は、6.52%増の304億500万元(約6100億円)と全体の54.27%を占めた。政府の買い換え補助金策の後押しもあり、折りたたみスマホや人工知能(AI)搭載デバイスの普及と買い換えが進み、電池需要が伸びた。

車載電池事業は世界的な新エネルギー車(NEV)普及率の急上昇を背景に、出荷量が前年比116.89%増の252.9GWhとなった。売上高は40.24%増の151億3900万元(約3000億円)と全体の27.02%を占めた。

韓国の調査会社SNEリサーチが発表した24年の世界車載電池搭載量ランキングで、サンオーダは10位に入っている。

世界の車載電池搭載量、中国CATLが8年連続首位 シェアは37.9%に拡大

*1元=約20円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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