中国のティードリンク市場、5年で2.4倍の40万社に 7兆円規模に成長

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中国の企業情報プラットフォーム「啓信宝」はこのほど、「2025年ミルクティー嗜好報告」を発表し、24年末時点の全国のミルクティー関連企業数は40万社近くと、20年の16万4000社余りの2.4倍に増加したと明らかにした。

24年の中国のティードリンク市場規模は3500億元(約7兆円)を超えた。蜜雪氷城、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)、「覇王茶姫」を運営する茶姫控股(Chagee)、「古茗」を運営する古茗控股、「奈雪の茶」を運営する奈雪的茶控股(Nayuki)、「茶百道」を運営する四川百茶百道実業、滬上阿姨を運営する滬上阿姨(上海)実業などが相次いで上場、または資本市場で持続的に注目を集めている。

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地域分布からみると、ミルクティー店舗数上位5都市は上から順に広東省の深圳市(1万3804店)と広州市(1万1779店)、重慶市(9690店)、四川省成都市(9403店)、浙江省杭州市(7911店)だった。深圳は店舗数で「ミルクティーの都」となった。

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多くのブランドが試験的に「24時間営業」を行っており、深夜のミルクティー消費は都市のナイトタイムエコノミー(夜間経済)において、軽視できない新興勢力となっている。ネット出前サービスの「餓了麼」が発表した「24時間ミルクティー消費報告」によると、24時間営業を行うミルクティー店舗が最も多い都市は上から順に深圳、上海、成都、広東省東莞、広州となっている。【新華社北京】

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