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中国IT大手、騰訊控股(テンセント)傘下の音楽配信サービス大手、騰訊音楽娯楽集団(テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ)が12日に発表した2025年第2四半期(4~6月)決算(未監査)は、売上高が前年同期比17.9%増の84億4000万元(約1690億円)、調整後純利益が33.0%増の26億4000万元(約530億円)となった。
うち、音楽配信サービスは良い発展傾向を維持し、同社の質の高い成長を支えた。音楽配信のサブスクリプション(定額課金)収入は26.4%増の68億5000万元(約1370億円)、有料ユーザー数は6.3%増の1億2440万人に上り、有料ユーザー1人当たりの平均利用料金(ARPPU)は24年同期の10.7元(約214円)から11.7元(約234円)に上昇した。
同社はコンテンツとプラットフォームの「一体両翼」戦略の下、世界のレコード会社との提携を引き続き深め、コンテンツの共同創作モデルを刷新し、国内外の芸能人向けにコンサートを開催した。また、商品の刷新を進め、魅力を高めてユーザーの活発度を引き出し、豊富でユニークな音楽体験を提供している。
同社は、一貫して長期主義を守り、長期的で質の高い発展を目指しており、川上と川下の産業パートナーと手を携え、中国の音楽産業がより多くの発展チャンスを作り出すよう後押ししたいとした。【新華社北京】
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