中国EV「NIO」、4~6月の純損失1000億円も赤字幅縮小 粗利益率10%に改善

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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」が9月2日、2025年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比9%増、前期比58%増の190億1000万元(約4000億円)だった。純損失は前年同期比1%減、前期比26%減の49億9000万元(約1000億円)となった。コスト削減と効率向上の施策が効果を発揮し、粗利益率は10.0%に上昇した。

新車販売(納車)台数は25.6%増の7万2056台。ブランド別では「NIO」が4万7132台、セカンドブランドの「楽道(ONVO)」が1万7081台、サードブランドの「蛍火虫(firefly)」が7843台だった。ターゲットの異なるブランド展開で幅広い消費者層を引き付けた。

NIOは8月31日までに、世界で累計3539カ所の電池交換ステーション、4755カ所の充電ステーション、2万7146基の充電スタンドを設置している。

CATLとNIO、世界最大のEVバッテリー交換網を構築へ 「充電vs交換」覇権争い鮮明に

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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