コーヒーからマツタケまで 中国・雲南特産品、日本市場で存在感

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中国雲南省と日本との間で、経済や貿易、投資、文化、観光などの協力が一段と深化している。雲南省商務庁によると、今年1~7月の同省の対日貿易額は前年同期比51.6%増の13億8000万元(約290億円)となり、うち輸出は61.0%増の10億2000万元(約214億円)、輸入は29.9%増の3億6000万元(約76億円)だった。

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雲南省はここ数年、現代的な産業体系の整備を持続的に進め、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の追い風を受け、雲南の特色産品の海外進出も加速している。雲南と日本の経済的な補完関係は、貿易データにも表れており、日本からは真空成形機やプラスチック製品、機械・器具などの輸入が中心で、雲南からはノートパソコンや非合金錫(すず)のほか、マツタケや生花などの地元特産品を輸出している。

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日本雲南総商会の黄星原名誉会長は、商会がここ数年、日本各地で雲南コーヒーやプーアル茶のプロモーションや試飲イベントを80回以上開催したと紹介。著名な国際展示会への雲南企業の参加も続いており、日本の企業や商工会・業界団体との交流や相互訪問も100社(団体)近くに上ると説明した。今では雲南の小粒コーヒーやプーアル茶、野生キノコ、切花、サンシチニンジン(生薬)などが日本で知名度を高めているという。
【新華社昆明】

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