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XR(クロスリアリティ)グラスを開発する「VITURE(北京行者無彊科技)」がこのほど、シリーズBの追加ラウンドで1億ドル(約150億円)を調達した。資金は、グローバルな販売チャネルの拡大、法人活用の推進、XRエコシステムの強化に充てられる。
VITUREは2021年設立。拠点を米サンフランシスコと中国北京に置き、ハイエンド市場に照準を合わせ、消費者向けXRデバイスの開発・生産・販売に注力している。創業者の姜公略氏は、スマートグラスの先駆けとなった米グーグルの「グーグルグラス」開発に参画した経歴を持つ。
2024年5月に発売したXRグラス「VITURE Pro」は重量わずか78グラム。調光機能と視力補正機能も備えている。ディスプレーにはマイクロOLEDパネルを採用、リフレッシュレートは120Hz、輝度は4000nits、135インチの大画面に匹敵する没入感を実現する。
「VITURE Pro モバイルドック」と接続すれば、外出先でも「Nintendo Switch」などの携帯ゲーム機を大画面で楽しめる。また、ゲーム周辺機器メーカー「8BitDo」と共同開発した世界初のXR専用モバイルコントローラーなども打ち出し、多くのゲーマーに支持されている。
同社は2025年7月、新型XRグラス「Luma」シリーズを発売。上位モデルの「Luma Ultra」は599ドル(約9万円)、ソニー製のマイクロOLEDを採用したことで輝度が1250nitsに向上した。さらに、6DoFトラッキング、ジェスチャーコントロール、深度センサーカメラ2基も搭載し、企業での活用も想定しているという。
XREAL、新型ARグラス「One Pro」日本投入 米Googleとの千人計画「Project Aura」でXR覇権狙う
*1ドル=約150円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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