中国eVTOL「時的科技」、60億円超の追加調達 UAEから350機の大型受注も

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中国の電動垂直離着陸機(eVTOL)メーカー「時的科技(TCab Tech)」がこのほど、シリーズBの2回目の追加ラウンドを実施し、3億元(約66億円)を調達した。華映資本(Meridian Capital)、鈞山投資(Peakvest)および普華資本(Puhua Capital)が共同出資した。同社の資金調達は今回で7回目となる。

政策支援と資金投入を追い風に、中国の「低空経済」関連企業は本格的な商用展開を加速している。時的科技の創業者兼最高経営責任者(CEO)の黄雍威氏は「中国は、eVTOLの技術革新と商用化で世界をリードする条件を全て備えている」とした上で、今回調達した資金は独自開発したeVTOL「E20」の型式証明取得と量産能力構築の加速に充てる方針を明らかにした。

時的科技は2021年に設立され、ティルトローター型eVTOLの開発に注力している。E20は最高巡航速度は時速約320km、航続距離は200km、最大積載量は450kgに上る。すでに1000回以上の試験飛行を完了し、世界で初めて複数人(黄CEOを含む)を乗せた飛行にも成功。27年までに型式証明の取得を目指している。

グローバル展開も進めており、2025年7月には航空事業を手がけるアラブ首長国連邦(UAE)のオートクラフトからE20を350機、総額10億ドル(約1550億円)の受注を獲得。中国のeVTOLメーカーで過去最大規模の海外受注となった。

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*1ドル=約155円、1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)

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