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中国の電気自動車(EV)メーカー「小鵬汽車(Xpeng Motors)」は12月16日、広東省広州市でレベル3(L3)の自動運転車の公道走行試験ライセンスを取得し、市内の高速道路で走行試験を開始したと発表した。
レベル2ではドライバーが常にシステムを監視する必要があるのに対し、レベル3ではドライバーは常時監視から解放され、特定条件下でハンドルやペダル操作をする必要がなくなる。ただし、システムが正確に判断できない場合には、ドライバーが運転に介入する「条件付き自動運転」となっている。
小鵬は11月に開かれた年次イベントで、第2世代のVLA(Vision-Language-Action)モデルを搭載したレベル4(L4:特定条件下での完全自動運転)の自動運転車を発表した。何小鵬CEOは、2026年にもハード・ソフトの双方がレベル4相当の量産車を市場に投入する方針を明らかにしている。
小鵬汽車は米テスラをライバル視しており、12月11には何CEOが自身のSNSで「スタッフと面白い賭けをした」と投稿した。その内容は、2026年8月30日までに同社の「VLA2.0」がテスラの「FSD v14.2」の水準に達した場合は、本社食堂を参考にした中国風レストランをシリコンバレーに開設する。一方、達しなかった場合は、自動運転チームを率いる劉先明氏がゴールデンゲートブリッジを裸で走るという“過激”な約束だった。ユーモアを交えつつも、テスラの背中を捉えたという強固な自信が伺える。
(36Kr Japan編集部)
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