炭素繊維×スキー板 中国・吉林の「氷雪経済」が進化

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中国吉林省吉林市の氷雪経済高品質発展試験区にある北大湖スキーリゾートでは12月に入り、高い強度と耐久性という特長を備えた炭素繊維製スキー・スノーボード板が多くの愛好家の人気を集めている。

同市に拠点を置く化学繊維大手、吉林化繊集団はここ数年、雪資源の開発・利用に伴う経済活動「氷雪経済」に自社の強みを結び付け、業界横断的な研究開発と、スキー・スノーボード板製造に取り組んでいる。

スキー場に新たなトレンド 押し寄せる「中国風」

同社では従来型産業と科学技術革新が相乗効果を生み出し、長年の研究開発を経て、価格が手頃で品質も確かなスキー・スノーボード板が開発された。

スキー・スノーボード板は、同社が炭素繊維の素材販売から製品販売へと事業領域を広げる力になった。これは、吉林省が近年、氷雪経済の発展に力を注ぎ、産業構造の最適化と産業高度化の実現を目指してきた強い決意を反映している。

工業・情報化部のデータによると、中国では既に15大氷雪装備・器材製品体系が形成されており、関連企業数は2015年の約300社から23年に約900社となり、50億元(約1100億円)未満だった売上高も約220億元(約4840億円)に拡大した。工業基盤が厚く、氷雪資源に恵まれた同省は現在、この二つの優位性を相互に補完させることに注力している。氷雪装備産業の力強い発展は、氷雪経済に新たな活力を与えるだけでなく、社会・経済の質の高い発展を支える強大な原動力になりつつある。【新華社長春】

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