人型ロボットが“売り場”に立った ── Unitree×JD実店舗、2時間で2億円超

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中国ロボット大手の「宇樹科技(Unitree Robotics;ユニツリー・ロボティクス)」と中国電子商取引(EC)大手「京東集団(JDドットコム)」が提携した初のオフライン店舗が、2025年12月31日に北京市朝陽区にあるショッピングモール「京東MALL」にオープンした。

店舗では販売価格1万9999元(約44万円)からの四足歩行ロボット(ロボット犬)「Go2 Pro」や、8万5000元(約190万円)からの人型ロボット(ヒューマノイド)「G1」など、計4機種を取り扱っている。開店からわずか2時間で売上高は1000万元(約2億2000万円)を突破し、2日間で来店客数が10万人を突破したという。

UnitreeはIPO(新規株式公開)を見据えた重要な局面にあり、製品の実用性や市場価値を実店舗で検証する必要に迫られている。一方、京東が抱える800万社の企業ユーザー基盤は、物流や電力・飲食といった業界への迅速な展開を可能にする強力な後ろ盾となる。

人型ロボットの中国Unitree、年内にIPO申請へ 24年は売上高200億円突破

京東MALLは、京東が展開する実店舗型ショッピングモールで、電化製品や3C製品(コンピュータ、通信機器、家電)を中心に、家庭用品やインテリア、子ども用品、スマートヘルスケア製品、カーアクセサリーなど幅広い商品を提供している。

今回のUnitreeの実店舗は京東のロボット展戦略の一部にすぎない。京東は2025年に入り、ロボット分野への投資を本格化させており、「智元機器人(Agibot)」「千尋智能(Spirit AI)」「逐際動力(LimX Dynamics)」「衆擎機器人(Engine AI)」など、エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)系企業に対し、集中的な出資を行ってきた。

2025年8月に開催された世界ロボット大会で、今後100億元(約2200億円)を追加投入し、3年間で100社のロボットメーカーが京東プラットフォーム上で売上高10億元(約220億円)を達成できるよう支援するという目標も発表した。

JDドットコム、「エンボディドAI」に賭ける 一日3社投資の衝撃

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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