上海で「無人パトカー」始動 AIで監視効率化、初日に違法駐車119台警告

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上海市公安局の浦東分局交管支隊は2025年12月18日より、上海張江・孫橋地区で無人パトカーの試験運用を開始した。360度死角のないセンサーを搭載した「デジタル警察」が街中を自律走行し、違法駐車を自動で識別する。運用初日には、違法駐車車両119台に警告を行い、3枚の罰金通知書を発行した。

この無人パトカーは、あらかじめ設定されたルートを自動で巡回する。1回の充電で約100キロメートルの走行が可能だという。

違法駐車を検知した際の摘発プロセスは極めて合理的だ。まず車両を撮影して交通管理部門のシステムにデータを即時転送。同時に、車両所有者のスマートフォンへ移動を促すショートメッセージ(SMS)が自動送信される。その約10分後、パトカーが再び同じ場所を通過した際にも車両が移動していなければ、2度目の撮影を行い、警察官の審査を経て正式に罰金通知書が発行される仕組みだ。

360度死角がないセンサーシステム

「取り締まり」だけでなく、「予防」としての機能も備える。車体に搭載された大型スクリーンやスピーカーを通じ、交通安全の啓発動画を流すほか、周辺のドライバーに対してリアルタイムで注意喚起を行う。

(36Kr Japan編集部)

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