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中国半導体メモリー大手の兆易創新(ギガデバイス・セミコンダクター)が1月13日、香港証券取引所に上場した。初日の取引を37.53%高で終え、終値は1株222.8香港ドル(約4456円)、時価総額は1552億香港ドル(約3兆1000億円)となった。2016年8月には上海証券取引所に上場しており、今回が重複上場となる。
兆易創新は2015年設立。フラッシュメモリー、ニッチDRAM、マイコン(MCU)、アナログチップ、センサーなどの設計・開発、技術支援、販売を手がける。製品はスマートフォンや家電などの消費者向け電子機器、自動車用電子機器、産業制御機器、エネルギー貯蔵設備など幅広い分野で採用されている。
調査会社フロスト&サリバンによると、NORフラッシュ分野での兆易創新の世界シェアは約18.5%に達し世界2位、中国本土ではトップだという。複数のメモリー・制御系半導体分野で、グローバル企業と競合できる数少ない中国メーカーの1社だ。
同社の業績も堅調に推移している。2025年1~9月期の売上高は前年同期比20.92%増の68億3200万元(約1600億円)、純利益は30.18%増の10億8300万元(約250億円)だった。
今後5年間で、規模が30~40億ドル(約4700億~6300億円)に拡大すると見込まれる中国のニッチDRAM市場で、少なくとも3分の1のシェア獲得を目標に掲げる。
米国がAI半導体の対中輸出制限を続けるなか、中国政府は半導体の国産化を強力に後押ししており、新興企業のIPOも相次いでいる。2025年末以降、中国で「国産GPU四小龍」と称される新興4社(天数智芯、摩爾線程、沐曦、壁仞科技)が、すべて資本市場に出そろった。
また、メモリー大手の長鑫存儲技術(CXMT)を傘下に持つ長鑫科技集団も、上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」への上場を申請している。
*1香港ドル=約20円、1元=約23円、1ドル=約158円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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