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中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の梁華会長は2月24日、広東省広州市で開かれた「高質量発展大会2026」で講演し、2025年の売上高は8800億元(約20兆2400億円)を超えたことを明らかにした。これは、過去最高を記録した2020年(8914億元)に迫る水準であり、業績が回復軌道に乗ったことを示している。
2024年通年の売上高は前年比22.4%増の8621億元(約19兆8300億円)、純利益は626億元(約1兆4400億円)だった。この数字に基づくと、25年の売上高は前年比約2.1%増となる。スマートフォンの内製化進展やクラウド、自動車関連事業の成長が寄与したとみられる。
梁氏はまた、ファーウェイ独自OS(基本ソフト)「鴻蒙(Harmony OS)」のエコシステムが、「使える」段階から「使いやすい」段階へと進化したと強調した。「HarmonyOS 5」および「6」を搭載した端末は4000万台を超え、利用可能なネイティブアプリとクラウドサービスは7万5000以上に達し、金融、電力、エネルギー、交通、通信などの分野で幅広く活用されている。
また、米国の輸出規制の影響を受けるAI半導体分野でも、自社チップ「昇騰(Ascend)」の存在感を高めている。業界主流のAIモデル43種類が同チップを基盤に学習を実施しており、すでに6000以上のソリューションが実装フェーズにあるという。
特筆すべきは、2025年1~6月期の研究開発費(R&D)は前年同期比約9%増の970億元(約2兆2000億円)に達し、売上高の22.7%を占めた。R&D費用の伸び率は売上高成長率の2倍以上だった。こうした水準が続けば、25年通年の投資額は24年実績の1797億元(約4兆1000億円)を上回る公算が高い。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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