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今年春にも発売されると噂のアップル社製スマートフォン「iPhone SE2(仮称)」のレンダリング画像が公開された。アップル関連のリーク情報で有名なOnLeaksことスティーブ・H・マクフライ氏が提供した情報をもとに、印テック系ブログ「iGeeks Blog」が画像を作成・公開した。
360°にわたってディテールまで表現された画像によると、外観は2017年に発表された「iPhone 8」に酷似している。ベゼルは幅広でフル画面仕様ではない。本体サイズはタテ138.5ミリ×ヨコ67.4ミリ×厚さ7.8ミリ(カメラの突起部分を含めると8.6ミリ)で、ディスプレイはアスペクト比16:9の4.7インチ。アウトカメラはシングルレンズで、背面はマットガラス、フレームはアルミ合金を使用している。
主要スペックに関しては、プロセッサはiPhone 11シリーズと同じA13 Bionicで、メモリは3GB、ストレージは64GBと128GBの2種類とみられる。関連メディアの報道によると、OSはiOS 13でダークモードに対応、ゲームのサブスクリプションサービスApple Arcade、映像コンテンツのサブスクリプションサービスApple TV+にも対応し、AIアシスタントのSiriもグレードアップ、AR(拡張現実)も楽しめるという。
iPhone8と同じく指紋認証センサーTouch IDを搭載し、顔認証センサーFace IDは非対応になるとみられる。また、ディスプレイはiPhone 11 Proで採用された世界最高峰クラスのSuper Retina XDRディスプレイではなく、Liquid Retinaディスプレイが搭載される模様だ。
価格は399ドル(約4万4000円)、カラーはシルバー・スペースグレイ・レッドの3色展開、製品名は最終的には「iPhone 9」になると予想される。
アップル製品に精通する「天風国際証券(TF International Securities)」のアナリスト、ミンチー・クオ(郭明祺)氏は同製品について、年内の販売台数を2000万台と予測している。
初代「iPhone SE」は2016年3月に米国で発表されたものだ。しかし、フル画面や折り畳み式など大型ディスプレイが席巻し、小型機種への注目度が下がり続ける中、「ノスタルジー」や「名作の復刻版」といった切り口では消費者を満足させられないのは明白だ。低価格戦略もアンドロイド陣営に対抗するにはいささか無理がある。
※アイキャッチ画像はUnsplashより
(翻訳・愛玉)
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