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1月22日、中国国家市場監督管理局は、「中国国内自動車リコール情報データ」を発表した。統計によると、2019年には170件近くの自動車リコールが発生しており、リコール台数は680万台で前年比45.67%減少となった。 自動車のリコール台数は2016年に総計1000万台を超え、それ以降一時期2000万台まで急増したが、2019年に初めて1000万台を下回った。これは、過去3年間で最少値である。
個別に見ると、ドイツ系と日本系メーカーを合わせた自動車のリコール台数が全体の約70%を占めている。その中で、ドイツ系は330万を超え、48.5%を占めており、日系は140万台弱で約20%を占めている。また1月22日ロイター通信は、トヨタは、電子部品に欠陥がありエアバッグが正常に作動できないという理由で、世界中で340万台の車両をリコールすると報じた。
車両リコールの理由は、主にエアバッグ、ショックアブソーバー、エンジン、燃料システム、電気設備、ブレーキシステムの故障に関連している。特にエアバッグの潜在的リスクは、リコールの一大理由となり、2019年のリコール数全体の20%を占め、複数の自動車ブランドに影響を及ぼしている。
自動車メーカー大手の電気自動車への方向転換に伴い、新エネルギー車の数が増える一方で、安全問題でのリコールも多発している。 2019年にはテスラ、BAIC(北汽新能源)、NIO(蔚来汽車)、BMW中国など9社で計3万3000台超の車両がリコールされた。その中で、動力電池の問題によりリコールされた新エネルギー車は6217台で、全体の18.68%を占めている。NIOのモデルES8は、バッテリーパックの安全上の懸念により4803台をリコールした。
中国消費者協会が発表した2019年のデータによると、同年、中国消費者協会は82万件以上の消費者からの苦情を受け、苦情数は前年比で7.76%増加した。そのうち自動車および自動車部品に関する苦情は3万4000件以上となり、前年比で25.1%増え、カテゴリー別では1位となった。
2019年12月20日、「中国自動車業界サミットフォーラム」では、中国国家欠陥商品管理センター商品保証部の主任である賀興氏が、商品保証に関する規定の改定が進んでおり、主に新エネルギー車、自動車の返品と交換の条件、および処罰金額等の内容について調整を行っていると話した。また、新エネルギー車の動力電池、モーターなどの主要部品も商品保証範囲に入れる予定だという。
(作者・「未来汽車日報、WechatID:auto-time」、王妍)
(翻訳・Ai)
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