luckin coffee、運営データのねつ造指摘を全否定 具体的反証は未提示

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先週、目覚しい成長を続けている中国新興コーヒーチェーンの「luckin coffee(瑞幸咖啡)」が販売数などを大幅に水増ししていると、空売り専門投資会社として知られる米マディ・ウォーターズ・リサーチ(MWR)がツイッターにて指摘した。

<未曾有の快進撃続けた「luckin coffee」に水増し行為か 膨大な証拠を提示する匿名報告書が流出>

マディ・ウォーターズが入手した89ページに上る匿名の報告書によると、luckin coffeeがナスダックに上場した2019年第3四半期から財務・運営データのねつ造が始まっているという。この指摘を受けてluckin coffeeの株価は最高26%も下落した。 

しかし、luckin coffeeは、本日(米国時間2月3日)発表した最新のSEC書類で前述の一連の指摘をすべて否定した。マディ・ウォーターズが引用した報告書には、顧客の領収書のスクリーンショットが含まれていたが、「報告書に提示された顧客の注文レシートの出所及び信憑性にはまったく根拠がなく、データの統計手法も適切ではない」とluckin coffeeは強く反論した。

また、同社は「サードパーティの決済システムを導入しているため、店舗のすべてのキーデータがリアルタイムで追跡されている」と述べ、運営データが「検証できる」ことを強調した。広告費用水増しに対しても、「当社が開示した広告費用は真実かつ正確である」と否定。

 さらに、「今までにないニューリテール手法、多様化した商品ラインナップ、強力な財政状態により、luckin coffeeはさらに事業拡大が可能だ。これからも顧客には優れたサービスを、株主には持続可能な価値を提供していく」と、自社のビジネスモデルに対する自信を再び示した。

 luckin coffeeは断固たる否定の声明を発表したが、匿名報告書の内容に反論する具体的な情報の提供はなかった。ただ、現在一部の投資家はこの発表を信頼する様相であり、luckin coffeeの株価もわずかだが回復した。

SECでの発表原文はこちら

(翻訳・Ai)

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