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2020年3月13日、中国の2大ゲーム実況プロダクション(MCN)である「小象互娯」と「大鵝文化(Bgoose Culture)」の合併が、正式に発表された。両社は合併協定に基づき、新たに「小象大鵝」を設立し、元小象互娯創業者の竇雨瀟氏がCEOに就任する。
2019年4月時点で、小象互娯は契約タレントを5000名余り、ゲーム実況者を2000名余り、100万人以上のフォロワーを持つ実況者を90名余り抱えており、1ヶ月当たりの売上高は1億元(約15億円)に達している。大鵝文化は1万人以上のインフルエンサー(KOL)を抱え、そのうち1000万人以上のフォロワーを持つKOLは20人以上、フォロワー総数は4億人を上回っている。
注目すべきは、小象互娯と大鵝文化がこれまでの数回にわたる資金調達で、ゲーム事業に強みを持つIT大手のテンセント(騰訊)、ゲーム実況配信の「闘魚(DOUYU.COM)」や「虎牙(Huya)」、オンラインゲーム会社「シャンダ・ゲームズ(盛大遊戯)」などを相次いで大株主として迎え入れてきたことだ。なお先頃、両社の評価額はいずれも10億元(約151億円)に達したという。
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