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中国半導体ファウンドリー(受託製造)最大手の「中芯国際集成電路製造(SMIC)」が7月16日、中国のハイテクベンチャー向け株式市場「科創板(スターマーケット)」に上場した。初日は公募価格を245.96%上回る95元で寄り付き、終値は82.92元。この日の取引終了時における同社の企業評価額は5918億元(約9兆650億円)となった。
中芯国際はこのたび晴れて科創板に上場したことで、科創板に上場する企業では初めて香港市場と中国本土市場に重複上場を果たしたレッドチップ企業となった。同社は2004年3月にニューヨークと香港の両取引所に同時上場したが、2019年5月にニューヨーク市場からの撤退を表明している。
中芯国際は0.35ミクロンから14ナノメートルに対応したプロセス技術を持ち、集積回路(IC)の製造受託やサポートサービスを提供している。
米調査会社「IC Insights」が公表した2018年の世界半導体ファウンドリ市場における売上ランキングで中芯国際は4位にランクインしており、中国本土の企業としてはトップであった。
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