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バイドゥ、2020年2Qの純利益40%増 AI事業が後押し 

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8月13日の米国市場の取引終了後、ナスダックに上場しているバイドゥ(百度)が2020年第2四半期の業績を公表した。

当期の売上高は260.3億元(約3900億円)で、前年同期の263.26億元(約3950億円)から減少したが、ブルームバーグが予測した257.16億元(約3860億円)より上回った。non-GAAPでの純利益は前年同期比40%増の50.8億元(約760億円)で、ブルームバーグが予想した32.74億元(約490億円)を大きく上回っている。

バイドゥの会長兼CEOの李彦宏(ロビン・リー)氏は、第2四半期について以下のように総括した。AI技術の後押しにより、モバイル・インターネット関連事業やマーケティングのクラウドプラットフォームの成長は順調で、バイドゥアプリは「スーパーアプリ」に向かって邁進している。外部環境は決して楽観視できる状況ではないが、アプリ内の各種サービスによる売上高は伸びており、現在の戦略の正しさを裏付けている。AIを使った新事業の売上高は第2四半期に前年同期比2桁の成長を記録し、数年内に企業全体を牽引するまでに成長する可能性もある。

事業別に見ると、ニュースフィード広告、検索連動型広告、AIなどバイドゥ本体の売上高は前年同期比3%減の189億元(約2800億円)、傘下の動画配信プラットフォーム「愛奇芸(iQiyi)」の売上高は前年同期比4%増の74億元(約1100億円)だった。

売上高の種類別で見ると、もっとも比重が高いのは広告で、バイドゥ本体と愛奇芸を合わせると、広告収入は前年同期比8%減の177億元(約2700億円)となった。

広告以外の事業の売上高は前年同期比18%増の83億元(約1200億円)となった。愛奇芸の有料会員数が前年同期比4%増の1億490万人になったことと、バイドゥのクラウド・コンピューティング、スマート交通ソリューション事業が成長を支えた。

バイドゥのAIアシスタント「小度助手(DuerOS)」と自動運転プラットフォーム「Apollo」も成長している。6月の小度助手を使った音声インタラクションの回数は28億回に達し、前年同期比で2倍近くになった。Apolloの方は、第2四半期に北京、長沙、滄州の繁華街でのテストが許可された。

バイドゥは2020年第3四半期の売上高が263億元(約3900億円)〜287億元(約4300億円)になると予測しており、前年同期比6%減〜2%増までの間となる。ただし、この予測はあくまで現時点での見方であり、不確実性が高いとしている。

8月13日の時点で、ブルームバーグが掲載した40名のアナリストのバイドゥに対する格付けは、28名が「買い」、12名が「ホールド」で、「売り」は0だった。目標株価の平均値は147.38ドル(約1万5000円)だ。

(翻訳:小六)

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